明治36年建造の蔵を改修してサロンに

中山邸には明治建造の蔵が残っていて、そこをサロンのように改修して使われています。木造の持つ力というか耐久性は、やはり実物を見ますと納得します。構造体の柱や梁は全て無垢のもので自然乾燥して強度を確保し、その木が生えていた環境に適して方向や向きを大工さんが見て判断し、組み上げていった訳ですから、木自体を生かし切った当時の大工さんの腕も相当なものだったんですね。 力強い梁の架構 モダンな建築も良いですが、木に囲まれた空間も安心感があります。