暑い8月を熱くする、力みなぎる建築 日本の家展
いつ完成するのか解らない建築。と言えば、一番最初に思いつくのはバルセロナのガウディ―の教会ですが、それは、技術とコンピューター解析のお蔭で、どうやら先が見えてきました。一方この岡さんの自邸は、まだまだいつできるか想像で […]
次々と部屋がつながり、楽しい展開がある立体住宅
狭い敷地の日本の都市住宅では上に積み重ねる家を考えないといけません。ただフラットな床を2枚、3枚と重ねても、普通の住宅ですがそこは建築家が考えるといろいろなアイデアが、生まれてくるわけです。迷路のような家。鉄板で作られた […]
中野本町の家 伊東豊雄の中庭を囲む静かな家
私がまだ大学に入りたてで、建築の何かも解らなかった時に本で見て印象に残った建築の一つがこの伊東豊雄さんが設計した中野本町の家でした。伊藤さんのお姉さん家族の家。 土に接っする中庭を前方後円墳のような形を持つ白い空間が囲み […]
清家清 齋藤助教授の家 縁側が生む開放的な空間 日本の家展
近代美術館で開催中の日本の家展の中に、実寸大の斎藤助教授の家が展示されていました。設計は日本を代表する建築家の一人である清家清。実にシンプルかつモダンな平屋。開放できる大きなサッシ。庭まで続く低い天井と庇、そして連続する […]
日本の家展 近代美術館で開催中
竹橋の近代美術館で開催中の日本の家展を見てきました。 日本の住宅の多様な変遷が解り、また日本の住宅は皆個性が出ていて面白いなと改めて感じる展覧会でした。小さい敷地に豊かな空間。建築家それぞれの想いが込められた家。ちょっと […]
お濠に映えるパレスサイドビル
ビルが高く、高く、しかも面白くも何ともない機能主義のま四角ガラスビルが良い建物を壊して増殖する、外堀の風景の中で、いまでもその存在感を強烈に訴えるビルがこのパレスサイドビル。新聞社の本社や印刷工場、賃貸オフィ […]
あらためて宮脇檀
2つの宮脇作品を見たこの機会に改めてその著作である、「宮脇檀の住宅設計テキスト」と「暮らしをデザインする」を見返しました。 優れたテキスト本だと思います。 なぜ、吹抜けが必要なのか。玄関扉はなぜうち開きが良いのか等々 […]
ヤオコー川越美術館 四角いコンクリートの箱の中の光の美術館
埼玉県川越市にあるヤオコー川越美術館。設計は伊東豊雄氏。画家三栖右嗣の優れた作品が展示されています。四角いコンクリート打ち放しの箱の中は、4つのスペースに田の字型に区切られたとてもシンプルな構成。エントランスホール・シ […]
スロープを生かした明るい図書館 太田市美術館・図書館
大きな開口から光が注ぎ込み、スロープに沿って本棚が並ぶ、明るい図書館。スロープに置かれたソファーで、自由に好きな本を手に取って楽しむ。机ではなくてベンチなのが良いです。子供スペースは床がフローリングで、ここは靴 […]
行ったり来たり。立体的な屋上庭園 太田市美術館・図書館
3階からは屋上に出られます。 スロープを下ると外への出入り口 外部は開放的。 建物の高低差をステップと斜路で繋いで、あっちこっち行けます。 屋上緑化もなされているので、子供も遊べそう。 面白いのはあちらこちらに抜けがあ […]
スロープと螺旋階段で街路のようになった建築 太田市美術館・図書館
太田市美術館・図書館は、同じ建物内に図書館と美術館が混在する建物。その運用は、なかなか困難かなと思いきや、上手く動線も考えられていました。もともと、読書も美術も自由で楽しい芸術の一つだし、今までのそういう施設が型にはまっ […]
スロープのある建築 太田市美術館・図書館
群馬県太田市のJR大田駅前広場にできた太田市美術館。図書館。地方の駅前ロータリーは、どこも殺風景で同じような感じなのですが、そこに公共施設、しかも上手くデザインされたものを持ってくると、一気に場に力が生じます。駅を使 […]