大磯旧吉田茂邸 再建された吉田五十八設計の住宅
神奈川県大磯に、あった戦後の総理大臣吉田茂邸ですが、平成21年火事により消失。
建築家吉田五十八の設計部分も多くあり、吉田茂の果たした役割や痕跡を建物と共に伝え、市民に開放するという前提で、以前の姿に再建されました。
使われていた材料もほぼ同じ材料を用い、庭園と一体となった建物は、見応えがあります。
平面図。再建された部分と新たに作られた部分
吉田五十八が残した吉田邸の想い
池のある庭を見ながら、緩勾配の道を進むと、水平法に伸びる庇がある玄関に辿り着きます。
壁に当たって右が玄関
これは1階にある食堂(ローズルーム)
音響を考えた壁材。天井から下がる有機的なシャンデリア
和風でありながら洋風のつくり。正面大開口からの景色も抜群です。