足立区の工務店 三浦工務店本社見学

創業の地で、地元密着型の工務店として営業を続けている三浦工務店の本社ビルが完成したので、見学会に行ってきました。 設計は、浅井アーキテクッ。 プランはシンプルかつ合理的で使い易く気持ち良さが伝わります。一番の特徴はこの外観 外装に木105角の柱を使ったフレームを廻していること。 木を中心とした工務店を印象づけます。 ガラスのサッシの廻りにこの木フレームを2重構造で回すことで、近隣からの視線を遮り、 内部で仕事をしていても、気になりません。このフレームのお蔭で、木で囲まれている統一感が内部からも感じられました。 フレームは、3Dモデリングを用いて、執務空間は密に、廊下等動線の部分は疎に配置されているようです。 遮光の効果もあるようです。 このフレームが見えるのは、道路に面するところで、隣地に面する部分では、あらかじめ近隣の開口部の位置をリサーチし、 近隣さんへの視線の配慮を第一とした開口部の設計が行われていました。 このあたりに、設計者と地元を大切にする工務店さんの気持ちが形に現れています。