足立区の美術館 六町ミュージアムフローラを訪問(1)
前から行ってみたくて行けなかった足立区の美術館 六町ミュージアムフローラを訪れました。
春は、3,4月が開館で、5,6月は休み。また夏に開館されます。行ったのは4月の最終日
4月とは思えない夏日でした。晴天の青い空に白い外壁が印象的に現れます。
外に窓の無い、白い壁と木が貼られた四角いキューブが取り合う外観
木の外観は近隣に優しく、白いコンクリートの壁で囲まれた外観は、ここが美術館であることを暗示しています。
ガラスで囲まれたエントランスへと進みます。
中に入りますと、ホールがあり、正面に受付。右を見ると水盤が目の前に飛び込んできます。
ここは、感動。
水盤の廻りは、丘状になった芝生。これは、展示室の上部に植えられた芝生ですが、自然の丘のように感じます。
水盤を前にしてちゃんと椅子が用意され、ついうっとりと眺めてしまします。
視線が丘の芝生で遮られるので、近隣の建物も気になりません、水と緑の世界が拡がる配置。
天井は、木のルーバーで、ここから回遊の展示室に進みます。
入り口方向を見返したところ。
展示室もはアールの壁と直の壁を上手く組み入れた形状で、天井に勾配がついているせいか、落ち着いて作品を鑑賞できます。
進みますと、光がもれるコーナーに。
この椅子に座ると、エントランス側が水盤を挟んで見えます。
開口部が低いので、ここからは水盤が良く見えて、落ち着きます。
ガラスに近づきますと、水盤と白いフレーム開口のエントランスの上部に、木のキューブが載っていることが解ります。
キューブのところは、ベランダになっていて、上から水盤と芝生のルーフを眺めることができる設定。
見事な計画です。
設計は横河設計工房の横河健さん。