ル・コルビジェ/チャンディガール展 コルビジェがインドで試みたこと
建築倉庫ミュージアムで開催されていたコルビジェのチャンディガール展です。
暑いインドのチャンディガールの新しい都市を設計したコルビジェは、その厳しい自然環境を
いかに建築によって和らげるかを考えていました。
コルビジェと言えば、建築5原則、世界の建築様式を変えたインターナショナルスタイルの先駆者のひとり、
モダンデザインなどなど、それらの象徴的デザイナーと捉えらることが多いのですが、実は自然と向き合い、
多くの秀作を残した建築家でもあるわけで、今回の展示会ではチャンディガールの都市設計を通してそれらを検証する企画でした。
模型の美術館でもある寺田倉庫ミュージアムでの企画なので、チャンディガールの都市が床にプリントされ、そこにコルビジェが設計した
模型が並べられる構成。さらに、壁面には写真、映像、コルビジェの絵画、スケッチが並びます。
入口にはコルビジェがインドで設計した住宅
風通しと日射遮蔽をコンセプトに設計されています。
プールまで一直線の滑り台。
アーメダバードの繊維業会館
そして都市模型
風の流れや日射遮蔽を考慮したル・コルビジェのスケッチや、時間と方位との関係性の検討スケッチ等
ル・コルビジェが、チャンディガール計画の際、デザインした椅子