白井晟一 親和銀行大波止支店 文化遺産としてのモダニズム建築
長崎市街地の大波止には建築家白井晟一の設計した親和銀行大波止支店があります。 佐世保の親和銀行本店の設計前1962年に完成。56年前の建物ですが今でもそn存在感が十分。時を超えた建築です。 長崎市内に走る市電停留所のすぐ […]
日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会(2) ノアの方舟を連想させる聖堂の内部空間
日本二十六聖人記念聖堂聖フィリッポ教会の内部です。 設計にあたり建築家今井兼次はこの聖堂をノアの方舟にたとえ、船底を表した天井としました。 まっすぐな勾配天井ではなく、舟形のような包み込まれるような天井です。 正面祭壇で […]
日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会 (1) ガウディーの建物のような有機的建築
日本二十六聖人記念館の隣には、同じ設計者今井兼次による聖堂、聖フィリッポ教会が建ちます。 建築家今井兼次は、スペインの偉大な建築家ガウディを日本に初めて紹介した人であり、ガウディーの偉大さも強く感じていた人。 この聖フィ […]
日本二十六聖人記念館(2) まっすぐな生き方をした殉教者達の栄光の間
今井兼次設計の日本二十六聖人記念館。その1階には、26聖人のたどった旅と殉教、日本におけるキリスト教伝承の歴史、キリシタンが受けた迫害の歴史や事実、キリスト教の書簡などが、きれいに解りやすく展示されています。 こちらは、 […]
日本二十六聖人記念館(1) 建築家今井兼次の想いが伝わる建築
長崎はキリシタン史から生まれ、その歴史を代表する町ですが、そこに昭和37年二十六聖人の美徳、キリスト教の日本での歴史、キリシタン文化を紹介する目的でイエズス会により建立されたのが、この日本二十六聖人記念館です。 26聖人 […]
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館(2) 光の柱で囲まれた、平和を祈る空間。
長崎原爆死没者追悼平和祈念館は、水盤の下、地下2階の建物。 地下2階まで下りて、総合受付から資料室を見て、コンクリートの廊下を歩き、追悼空間へと導かれます。 これが平面図 静かに心を落ち着け、中に入ります。 2層吹き抜け […]
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館(1) 水盤のガラスの建築
長崎原爆で亡くなられた方の追悼記念館です。亡くなられた方の名簿が保管されているとともに、原爆の悲惨さ、愚かさを伝え、 亡くなった方々の冥福を祈る建物。 長崎に行くのであれば、必ず立ち寄りたい場所です。 私の父も長崎で原爆 […]
針尾無線塔(旧佐世保無線電信所)その(3) 国重要文化財の電信室と油庫
3本の無線塔の真ん中に配置されている電信室。(つたで覆われているところ) これは、信号を変換して無線塔に送信する機械を格納する建物ですが、この施設の肝みたいなもので、防空対策として屋根に大量の土砂がのるように造られていま […]
針尾無線塔(旧佐世保無線電信塔)その(2) 高さ137mのコンクリートの塔の中
3本ある針尾無線塔の中で、137mの3号塔は、内部を見学することができます。 やや、小高い丘の上へと歩いていきます。 近づくにつれて、そのコンクリートの筒がいかに大きいか認識できます。 こちらが、入口。 機能一辺倒と思い […]
針尾無線塔(旧佐世保無線電信所)-その(1) 約136mのコンクリートの3本の塔
長崎県佐世保市の針尾というところに、3本の鉄筋コンクリートでできた塔があります。 これは大正7年から4年の歳月を要して建設された電波塔。当時は長波送信をしていたので、電波を遠くに飛ばすためには それなりの高さの電波塔が必 […]
旧佐世保海軍工廠(こうしょう)第七船渠(せんきょ) 今も大型船舶を造るドッグ
長崎の佐世保と言えば、戦争中に多くの戦艦、駆逐艦などを造船し、戦後は、当時世界最大のタンカー日章丸を建造したことでも有名ですが、 この大きな造船場が、道路から眺められるというので行ってみました。 今は、佐世保重工業株式会 […]
長崎平戸紐差(ひもさし)教会 丘の上に建つ白い鉄筋コンクリート造の教会
平戸島の丁度真ん中あたりに紐差という土地があり、そこの丘の上に建つ教会です。 明治以降、平戸におけるキリスト教の布教の中心となったのがこの紐差の場所。 そこに鉄筋コンクリート造の教会が昭和4年に建てられました。 計画はマ […]