シェ松尾松濤本店 オリエント急行のように続くヴォールトの天井
喧噪とした渋谷駅から東急百貨店を超えてさらに歩くと静かな高級住宅地松濤があります。
ここに長年美味しいフランス料理を提供するシェ・松尾。家族とともに訪れました。
豪華で煌びやかな邸宅が多い中、緑の奥にひっそりと佇む洋館。
両側の門とアイアンの扉も、控えめですが、建物と響きあうようにデザインされています。
門には松尾氏自らデザインした文字が彫られています。
広い庭には樹齢100年を超える樹木も生かされ、とても静かな空間。
通してもらったゲストルームは、天井が丸いヴォールト状。さらにリズミカルにラインが入りますが、
ここには豹柄が入ります。正面の壁が全面鏡になっているので、部屋に入るとそのリズミカルな天井が奥に続いていきます。
支配人曰く、オリエント急行のようなイメージ。
シャンデリアも部屋のスケールに合っていて、煌びやかであり、洒落ています。すべて松尾氏がデザイン・監修したものです。
芸術的なデザート。アートですよね。