渋谷ストリーム(1)渋谷の再開発で人の流れが変わる
渋谷駅周辺の都市再開発は、工事真っ盛りですが、この開発の大きな目玉となるビルとプロムナードが完成しました。
それが渋谷ストリーム。
1階と2階のレベルで人の流れを作り出し、新しいネットワークが見え始めました。
地下鉄の渋谷駅から地上に続く動線、1階から3階までの商業施設の横につながる動線、さらには渋谷駅中心部から代官山方面へとつながる2階の歩行者デッキにより、ダイナミックに人が動きます。またその人の流れを視覚的に感じるデザイン、設計がなされており、「にぎわい」を創出しています。
設計は、シーラカンスCAtの故小嶋一浩氏と赤松佳珠子氏。
この大きなオフィスビルは、ガラス面から出っ張ったアルミパネルがランダムに外装に並ぶ。これは流れを意識し、地表から空へと抜けていくイメージだそうです。
渋谷ストリームの高層ビルの向こうには、建設中のビル
2階の歩行デッキ。
歩行デッキから見るガラスのエスカレーターホール
黄色に塗られたエスカレーターがダイナミックに空間を横切る。