神田ぼたん、いせ源、竹むら、やぶ蕎麦が集まる歴史を感じる街並み
神田須田町には関東大空襲を逃れた木造の店舗が健在しています。藪そばは、残念ながら火災で焼けましたが、瓦屋根の低層建築で見事に再生しています。
夕暮れ時にあったかい光が灯るこの界隈は、何となく昭和の香りを漂わせてくれる貴重な場所。
時を遡ったような感覚になります。古い建物がどんどん壊されて、都市の記憶が抹消される東京においては貴重な建物群です。
ほっとするひとときをこれらのお店で体験できれば幸せというものです。
まずは、いせ源。
あんこう鍋で有名。夏はうなぎを調理しています。店構えが良いですよね。ついのれんを上げて入ってみたくなります。
2階からは、お客の声が聞こえてきそう。
こちらはいせ源の反対側にある甘味処の竹邑。
こちらも良い感じ。
少し細い路地に入ったところが玄関のぼたん。
玄関にはぼたんの木が植えられ、丁度赤い花が咲いていました。
鳥好きのお店。
神田のそばといえば、藪蕎麦。
電気関係の漏電から火災になりましたが、和風の趣を残して再建。
おおきなビルなんかにならなくて良かった。やはり瓦屋根が似合います。経済的にはいろいろありますが、オーナーの決断に拍手。
近くには面白いビルも健在。散策が楽しい。