志摩観光ホテル(6) クラブハウスのダイナミックな木構造
志摩観光ホテルのクラブ棟。庭からの外観。
こちらも村野さんの監修ですが、移築されたもの。
玄関部分
玄関から内部へと向かいます。
玄関ホールから2階のホールへと上がる階段
階段を上がると視界が開けて、2層吹き抜けの空間が現れます。
吹抜けの間をブリッジが渡ります。
木造架構がそのまま表しになったホールは、開放的でしかもヒューマンスケール。
右が下からの階段
吹抜けも2階の天井高さを抑えて、天井が高くなり過ぎないようにして、何となく包まれたボリュームになっています。
吹抜けがあるのに落ち着く。2階の勾配天井には壁に放たれたハイサイドライトからの光が当たります。
2階天井の仕上げも良いでよね。
ペンダント照明ももちろん村野藤吾デザイン
こちらはサミットで使われたランチスペース。天井は梁を現した船底天井。
コーナーに置かれたデスクと椅子は作家山崎豊子がホテルで使っていたもの。ここで「華麗なる一族」や「沈まぬ太陽」等名作を執筆していました。
このホテルだと素晴らしい発想が湧きます。