東福寺方丈 市松模様の庭 北庭
東福寺方丈の庭は重森三玲の作ですが、この北庭は、石と苔が織りなす市松模様の庭として海外でも有名
紅葉時には拝啓のもみじの紅葉とハーモニーを奏でた美しい庭として紹介されています。
イサム・ノグチにして「モンドリアン風の新しい角度の庭」と言わしめたモダンな庭です。
廊下の幅が無いので、ここは、通行しながらの鑑賞となりますが、座ってこの景色を堪能したいところ。
もちろん建物の中から見る庭ではありますが。
全てが市松模様では無く、端にいくと、石と苔のバランスが違ってきます。
このあたりも、動きを感じさせる憎い配置。
近頃の気象変動で猛暑が続く京都ではこの苔の管理がきわめて大変だそうです。
この庭を将来につなぐにも、かなりの知恵と労働が必要です。