沖縄の世界遺産グスクのひとつ 座喜味城跡 見事な琉球石灰岩の石積
沖縄に残る琉球王国時代の城(グスク)跡。建物は残っていないもの、城の城壁は見事に残され、当時の王国の力を垣間見ることができます。
琉球石灰岩をカーブ状に積み、アーチの開口を設け、結界を設けながら、造りこんでいったのですね。
そのグスクは世界遺産にも登録されており、確かに訪れても面白い場所です。
そのグスクの一つ座喜味城跡を訪問しました。
どのグスクもうですが、高台に設けられ、敵からの攻撃を防ぎ、また見晴らしの良いところなので、警備もしやすい。
崖面に沿ってもうけることで、敵の侵入を防ぐように配慮されています。
坂を上がったところに見えるカーブした石垣
こちらは、坂の途中の松林からの景色
まず、一つのアーチから城壁の中にはいります。
大きく開かれた広場が現れます。
カーブの琉球石灰岩の壁が見事。
流れるような積み方です。
再び壁に放たれたアーチの開口部が見えます。
壁の厚さが解りますよね。
見事な積み方。そして、そのアーチの開口部にむかうための階段も素晴らしい。
前が見えず、しかも視線が絞られ、高低差を利用して、視線が下から上へと動く。
なかなかワクワクしてきます。
こちらがその階段と壁に放たれたアーチ開口部