スターバックスリザーブロースタリー東京(2) 壁のデザインその①
スターバックスの肝入りの建物だけあって、いろいろな所に見て楽しいアイテムが盛り込まれています。
1階から2階へと上がる階段正面の壁面を飾るのは白磁のティーカップの壁。
白い地に薄グリーンのカップが入り文字を描きます。
日が当たると陰影ができて面白い。
なるほど、普通のタイルや石ではなくて、建物コンセプトを表す陶器もありだなと思いました。
ただのインテリアでは無い、作り手の想いが入り込んだものは、無意識でうが人に何かを訴える力があります。
2階へ上がる階段の踊り場から1階を見たところ。
右は、目黒川と桜並木。良い感じです。
細い構造鉄骨の列柱。そして開口部はリブガラスによるフレームレスのガラス開口。
ガラスの手すりも凝っています。
要は、景色を存分に感じてもらうためのディテールです。
こちらは、2階の客席。紅茶が楽しめるフロアー。
3階の壁を構成する世界中のコーヒーが集められたコーヒーカード
良く見ますと、どれも綺麗なデザインです。
いつも悩まさせる必要だけれども、何とかきれいに納めたい消防法で必要な消火器や避難器具ですが、それらもこの壁の一員のように並んでいます。
こちらも相当な検討がなされている壁です。