建築家浦辺鎮太郎の世界(3) 壁庇の展開
さて、今年最初のブログは、昨年からの続き、浦辺鎮太郎の世界から。
日本工芸館の外壁では倉敷モデュール、壁庇を用いたデザインで浦辺鎮太郎の建築が始まったわけですが、それがどんどんと展開されていきます。
こちらは、壁庇を5層続けた外観の石井記念愛染園女子単身者住宅と、保育園
壁庇のデザインは、この後、倉敷ホテルへと繋がっていきます
模型
壁庇に付いたリブも忠実に再現しています。
右の5階建て建築が住宅で、左の低層棟が保育園
スロープでつながる保育園の断面図
よく見ると、スキップフロアになっています。日本で最初のステップフォロアーによる低層の保育園
残念ながら両方の建築共に解体されて現存しません。