水戸芸術館 須藤玲子:NUNOの布づくり展を見る。
5月6日まで水戸芸術館で展示会が行われている「須藤玲子:NUNOの布づくり」展を見てきました。
日本の伝統的な布の染色、織物技術と最先端の技術を駆使して新しい素材を用いたデザインを世界に展開しているテキスタイルデザイナー須藤玲子氏とそのデザインスタジオ「NUNO」の活動と作品を展示する展覧会です。
美術館に入る階段の上部に飾られた須藤玲子:NUNOの水戸芸術館タワーをイメージした布
トップライトからの光が布を介して階段室に注ぎ込まれます。
直接的な強い光は、優しい布を介いて柔らかい光に
家具や、カーテンなどのタペストリーは勿論、建築の照明や、空間を和らげる建築装置にも用いられています。
以前見た大分県立美術館ホールにある照明器具
下から
映像を用いたインスタレーション
きびそを用いた布
固く、太いきびその糸
きびそを用いたインスタレーション
沢山の糸からできる1枚の布を織るイメージインスタレーション
沢山の糸巻から細い糸が伸びてきて織りあわされていきます。
1枚の布を織るには、繊細かつ高度な技術が必要です。
様々な布のデザインの基になるスケッチの数々