豊田市博物館(2) 豊田市美術館と調和した博物館

建築家谷口吉生氏が設計した代表作でもある豊田市美術館とこの豊田市博物館は、同じ敷地エリアにあります。 豊田市博物館を設計した坂茂氏は、この豊田市美術館に敬意を払い、2つの建物の敷地をひとつと見立て、プロポーションや 配置する位置も美術館にそろえた設計としました。 美術館と同じ敷地レベルから見た博物館外観 豊田市博物館 同じく豊田市美術館 豊田市博物館   美術館の直線的なモダニズムデザインに対して、有機的な要素を入れた外観デザイン 豊田市博物館 そして、二つの建物を結ぶ庭は、美術館と同じランドスケープデザイナーであるピーター・ウォーカー氏が担当しています。 レベル差は、5mあるので博物館の方は、下の庭と、美術館レベルの上の庭があり、上の庭は美術館に繋がるラインによるデザインになっています。 上レベルのエントランス 豊田市博物館 常設展示室のスロープは、身障者が健常者と同じように美術館に水盤からアプローチできるようにと考えた結果だそうです。 また素晴らしい建物ができました。 こちらは大好きな豊田市美術館。とても静かな建物です。 豊田市博物館 美術館前の水盤 豊田市博物館