青山ミーレショールーム 三角の敷地を見事に活用したオープン感覚一杯の建築
青山の根津美術館の隣にある、ドイツ家電メーカーミーレのショールーム。
敷地は角地で、その場所性を最大限生かした建物が建っています。
道路に面した面のは大きなガラス窓が入り、中から見ると、街とつながった解放感を味わうことができます。外からも中がうかがえて人の動きが見えるので楽しい。
ここは2階の展示スペース。海外からのシェフを迎えてのパフォーマンスや、パーティーもできるオープンなキッチン。
もちろん、実際に調理ができます。
丸いフードが丸いカウンターと呼応して、なめらかで優しいデザイン。
床から天井までの横長の大きなガラス窓からは、緑が多い、青山の街並みを眺めることができます。
壁面には、オーブンレンジ、コーヒーメーカー、スチームオーブン、そして冷蔵庫が整然と並びます。
道と反対側の開口部も吹抜けになっていて、コンクリート打ち放しの壁が周辺の建物を隠し、落ち着いた空間を手助けします。
こちらは3階のショールーム。
窓は2階と異なり、腰窓。そこにソファーが配置。
こちらのカウンターとフードは四角い一般的な形状。
でも景色は抜群です。
隣地側開口部
そして地下のショールーム。
ミーレの歴史が学べる空間。
ミーレと言えば食洗機、洗濯機、掃除機。
北側の窓は、ドライエリアになっていて、植栽も施され地下とは思えない明るさ。
初期の洗濯機、掃除機