冬の星空を眺めて寝ころぶロフトと暖炉の付いたキャビン
冬の軽井沢キャンプ場。
キャンプ場といえば避暑の為に訪れ、沢山の緑と渓流のせせらぎを聞きながら過ごすというやり方しかしりませんでしたが、
今回初めて冬の寒いキャンプ場に行ってみました。人も少ないだろうとおもっていたら大間違い。結構この寒い静かなキャンプ生活を楽しむ人が多いのに驚きました。
テントで寝るのはさすがに気が引けるので、小さなキャビンを借りました。
最低限の大きさとは言え、家族4人とわんこが楽しく過ごせるだけの十分なスペースでした。
玄関前には庇が付いていて、ダイレクトイン。くつ収納もあるので、これで十分です。
入ると、まずは大きな10畳ぐらいのスペース。ここはキッチンとダイニングの設定
キャンプ場なので室内でバーベキューができる構え。
換気は換気扇による排気。水道の給水はきてないので、近くの水場で汲んできます。
そして引き戸で区切られた暖炉のあるリビングとロフトのあるベッドルームです。
4人ねるのに十分な広さ。
部屋の暖はこのまきストーブひとつ。
まきを汲んで、温める事2時間ぐらいで、ストーブ自体が300度ぐらいの熱を持つので、輻射暖房装置として最適です。
ただ、寝るときはロフトの屋根部分に熱が溜まって暑いぐらい。窓を少し開けて寝ました。
まきストーブが唯一の暖房なので、寝ている時にもまきが燃えてないと寒くなります。
今回は初めてだったので夜中2回ほど、火を絶やしてしまい、火をおこすなど結構手間でした。
夕食は、この暖炉の火を利用したピザと野菜焼。暖炉の火を眺めながらの食事は最高でした。
ロフトの屋根には大きなガラス窓が付いていて、星空を眺めながら寝ることができます。
30年ぐらい前に学生の時に寝室の天井に大きな窓を付ける家を考えたことがありますが、今はガラスも断熱ガラスになり、
そんな考えも実現しているんだなと思いました。
どのくらいの大きさの家が4人家族で生活できるのかなと体験するのもひとつの目的だったのですが、
このキャビンでも十分。ただここには洗面やお風呂、トイレが無いのですが、10畳の部分をそのスペースに充てれば
十分住みやすい家ができるのだと確信しました。