アテネ・フランセ(3) 吉阪隆正の設計する非対称な建築
吉阪隆正の設計する建物はだいたいが非対称。
それは徹底していて、この教室もそうなんです。
黒板は、皆が見えるように、そして意識が集まるように、緩やかに曲線を描いています。
天井もヴォールト天井のような不思議な包み込むような形。
照明も何だか楽しい。
光がどこからも入ってきて明るい教室です。
ここなら勉強したいな。
廊下は、各階色を変えていますが、このデザインは、2012年に在日フランス人だけによるコンペで選ばれたCRC設計事務所によるもの。
地下2階は明るくしたいという予防から木々の色を取りいれたデザイン
上階は、フランス地中海の海の色や、ワインのイメージからとった配色がなされています。
廊下の椅子は吉阪デザイン
扉の色も床のカラーに合わせて、各階分かれています。
各階の階数の表示は、吉阪隆正デザイン