河口湖の建築家渡邊精一氏の仕事。無双窓が空間をいきいきとさせる。
日本の独特の開閉窓である無双窓。
連子窓を2つ重ねた窓で、一方は固定で、もう一つが動きます。
互い違いにすることで、閉めると木の壁にずらすと格子状の開口部になる窓で防犯と通風を兼ね備えたもの。
その連子窓の一方を障子にすれば、このような美しい窓になります。
障子部分を引くと、風が抜ける窓に
渡邊さんは、和風建築を沢山手掛けてきた建築家。
さすがに、開口部デザインが素晴らしい。
可動する障子部分の枠の繊細さには驚かされました。
こちらはクライアントさんが昔の家で使っていた扉
障子部分はすのこ戸に変えられます。
夏は風が抜ける扉に変身
日本人の季節を感じる知恵です。