猪股邸ー門から玄関までの変化に富むアプローチ

門を入ると正面は、高くなっていて右方向に視界が開けます。 手前には待合の腰掛が供えられていて、茶室に入る趣 そして石の上を一歩一歩進みます。 それぞれが異なる趣があり、ここだけでも物語ができそうです。 玄関の前は黒い玄晶石の床が伸び、気分がしゃんとします。 玄関入口も本当にさりげないしつらえ。 吉田五十八は建具を壁に全てしまい込まれるように設計した最初の人ですが、この玄関も扉と障子の2枚が壁の中に完全に入るようになっています。 シンプル イズ ベスト 美しいの一言です。