ワクワクするホテルのアプローチ
車とバイクがすれすれに走り抜ける街道からホテルの入り口はほとんど目立ちません。石の看板が置いてあるだけ。そこから車1台がようやく通れる緑の壁で挟まれた通路を入っていきます。50mほど進むとゲートがあり、その中からは別世界。
車寄せに着きますと、そこからブリッジを渡ってホテルロビーへと向かう、なんとも物語性のあるエントランスアプローチなんです。
ブリッジの先は蓮の池になっていて、その蓮池の中央を階段で下りていきます。
この空間どこかで見て体験しましたが、建築家安藤忠雄氏が設計した蓮池の下が本殿になっている本福寺水御堂ではないですか。
これはその蓮池
階段を下りますと、ホテルロビーが目の前に広がって見えてきます。
残念ながら階段上に母屋が載っているので、蓮池の中を階段で降りていくという感覚は薄れています。
これが、ロビーから階段部分を見返したもの。