唐津 洋々閣(6) リビングのようにくつろげるロビー
フロントからすぐのところに、ガラス格子の引き戸で仕切られた部屋があります。
力強い梁を表し、フレームに組んだ天井。
そして、そのフレームの外にはね出したような開口部と書棚。
ここは、ソファーが置かれ、書籍、そして火鉢も添えられたロビー
滞在客は、風呂あがりなどに、ここに立ち寄ってお茶を飲んで寛いだり
本を読んだりして、ゆっくりとした時間を楽しめます。
大きな開口の向こうの庭には池があり、石庭の間に上手く小さな滝も作られていて、流れを感じる庭を眺めるのも良いです。。
大きな縦格子の引き戸は、中が見え隠れして、人の有無を確認できますし、廊下との関係も良いです。
スリット開口が大きいので、スリットを介して廊下の向こう側の中庭まで視線が通ります。
廊下からロビーをスリットを介して見たところ
壁に埋め込まれた空調を含めた造り付け家具
ランダムな天井ダウンライトと、スタンドとの取り合わせ。
火鉢の暖かさが沁みる。
廊下にも中庭を眺められるチェアーを配置。天井が見事。