フランクロイドライト バーンズドール邸3 担当はシンドラー
このバーンズドール邸の設計はライトですが、そのライトの元では多くの所員が働いており、この建物ではオーストリアの建築家シンドラーが担当したそうです。今回の視察でもシンドラーの自邸を訪れますが、シンドラーはライトも元で働き、多くのエキスを吸収した優れた建築家の一人でもあります。
当時オーストリアでは、ぜセッションという新しい様式を作り出そうという運動が行われていました。今までの建築様式から新しい様式へとチャレンジしていこうという流れです。ライトもその新しい様式というものに動かされたようですがその様式の拠り所としてアメリカの原始であるマヤ文明の形態へと傾いた時期でもあったようです。
東京の帝国ホテル、芦屋の山邑邸もマヤ文明の影響がかなりあるようです。