旧前田家本邸(洋館)東洋一の邸宅
旧加賀百万石の前田家第16代当主前田利為侯爵の本邸として昭和4年に作られた建築です。その豪華さは当時東洋一と言われ、日本の技術者の粋を終結したものです。設計は高橋貞太郎。川名ホテル、日本橋高島屋や学士会館の設計、そして現在の帝国ホテルの設計者でもあります。施工は竹中藤右衛門。
当時流行していたスクラッチタイルを張り、玄関アーチはチューダーゴシック様式の扁平アーチを持つ。尖頭があり、屋根も複雑な非常に難しい建物。
あまりにも大きな車寄せ。でもこれぐらいひかないと全体がみれません。
迫力ある外観。陰影があり、タイルとそこにつく装飾の彫り物は見事
玄関アーチ部分。重厚感があります。