トップライトから光が注ぐ明るい階段吹抜け
今工事中の住宅です。
建物を設計するときは、模型は欠かせない道具の一つで、図面の空間を3次元で把握したり、電燈の光を落として、実際の建物の光の入り具合を確認したり、素材の検討をしたりします。今では簡単な3次元ソフトがあり、平面図からサッと空間を立ち上げてボリュームの検証もできるようになりましたが、手に取ってそのボリューム感を確認するには、まだまだ模型の価値感は健在です。
今回の建物の最大の見せ場の一つは階段を利用した縦空間の繋がり。
光は屋根のトップライトからとります。その光が1階そしてその下の地下へと反射しながら届くかどうかも検証しました。
階段は直通階段2つと廻り階段1つで一見単純ですが、こうして模型をつくりますと、なかなか複雑です。でも上へと登りたくなる衝動にかられる階段になりそうです。