リビングの大きさ

ひとえにリビングの大きさはどの程度が一番気持良いかなどど考えても、敷地条件もいろいろありますし、面積、予算という縛りの中で皆建築家は頭を悩まし、より広く感じるように工夫デザインするわけです。でもそんな条件が無く、大きさは自由で良いよという場合はどうでしょうか? 建築家吉村順三は3間×3間すなわち5m40センチ角が経験上一番良いと本に記載があります。確かにその空間は気持ち良いというか丁度良い。 造り付け家具やソファーを置いて、テレビもきちんと設置できますし、暖炉を置いてもまだ余裕がある。 やっぱりそうかなと最近感じるのであります。 鎌倉で工事中の家のリビングもその大きさ。 しかもこの建物はそのリビングが吹抜けになっているので、大きさが倍に感じます。 リビングは比較的壁が多く、閉じられた静けさを感じますが、その隣のダイニングキッチンが外に開いているので、視線が外まで抜けて、さらに水平方向にも広く感じます