金沢長町武家屋敷跡 冬の風物詩 薦(こも)掛けの土塀
金沢市内にある長町武家屋敷跡は、加賀藩時代の藩士の家が残っている場所で、いまでも市民が住んでいます。綺麗な土塀があり、その塀を冬の雪や凍結かえあ守る為に薦(こも)が掛けられるのですが、それが続く風景がまた美しいのであります。
長町という名の由来は、前田家の重臣であった長氏のお屋敷があったことから残っているそうです。
大野庄用水に沿って設けられた土塀
この用水は、金沢城普請の際の木の運搬にも使われたそうです。土塀の下の石は金沢城と同じ戸室石
細い石畳みの街並み
塀の高さや瓦、杉板等仕上げが違うのは、当時の武家の身分によって変えられているからだそうです。
今も大切に使われているお屋敷