ストックホルム市庁舎 100個のヴォールト天井のある教会のような階段踊り場 公開済み: 2016年8月13日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について ストックホルム市庁舎の高い塔の下にある階段室もまた見どころが多い場所です。街に対して長く大きくあけられた開口部とそこにはめ込まれた鉄格子の繊細なデザイン。見上げていきますと仕掛け時計があり、そのうえの天井には100のヴォールト天井が見られます。 開口部の左にあるのが仕掛け時計 そして美しい天井 100というのは、議員の数の隠喩だそうです。 この階段室は、議場というより教会の一室の雰囲気 そして進みます。 この回廊は、大きな開口部から光がふんだんに注ぎ込まれる明るい部屋であり、 2本1組の柱が並んでいます。一つの柱は白い大理石の柱頭が付いた円柱、もう一つは面がとられた角柱。この違う柱が綺麗に並びます。いずれも花崗岩 列柱の後ろの壁にはプリンス・エーゲンによるフレスコ画。ストックホルム岸辺の風景です。 壁の照明も鏡を上手く使った美しいデザインでした。 前の記事 ストックホルム市庁舎 宇宙を表す小屋組みが見事な議場 次の記事 ストックホルム市庁舎 金のモザイクを貼りこんだ華麗な黄金の間 関連記事 グンナール・アスプルンド 夏の家 外とつながるダイニングと地面の勾配を生かした段差のある立体住宅 グンナール・アスプルンドは、この夏の家を設計するのに、土地の持つヒエラルキーというか特殊性を生かしながら、できるかぎり地面に合わせた設計を試みています。岩山から湖へとなだらかに下っていく地面のスロープの上に白い家を […] 公開済み: 2016年8月30日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について ノルウェーオスロ空港から市内へ。カーブを描く木屋根の駅舎 話は北欧に戻りまして、ノルウェーの首都オスロです。オスロ空港から市内へは列車が便利。 空港 空港に直結している列車のターミナル 駅舎の屋根は北欧らしく、木の集成材の梁により支えられたものでした。 ホームに到着した機関車 […] 公開済み: 2016年11月22日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について トゥルク 聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂 三角屋根の無駄をそぎ落としたシンプルな礼拝堂 トゥルク近郊にあるがん患者療養施設の敷地にコンペにより建設されたアート教会。設計者は、フィンランドの建築家マッティ・サナクセンアホ。 少し廻りの敷地よりも高くなったところに、舟底のような形の建物が現れます。 左のスロー […] 公開済み: 2016年7月26日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について
グンナール・アスプルンド 夏の家 外とつながるダイニングと地面の勾配を生かした段差のある立体住宅 グンナール・アスプルンドは、この夏の家を設計するのに、土地の持つヒエラルキーというか特殊性を生かしながら、できるかぎり地面に合わせた設計を試みています。岩山から湖へとなだらかに下っていく地面のスロープの上に白い家を […] 公開済み: 2016年8月30日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について
ノルウェーオスロ空港から市内へ。カーブを描く木屋根の駅舎 話は北欧に戻りまして、ノルウェーの首都オスロです。オスロ空港から市内へは列車が便利。 空港 空港に直結している列車のターミナル 駅舎の屋根は北欧らしく、木の集成材の梁により支えられたものでした。 ホームに到着した機関車 […] 公開済み: 2016年11月22日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について
トゥルク 聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂 三角屋根の無駄をそぎ落としたシンプルな礼拝堂 トゥルク近郊にあるがん患者療養施設の敷地にコンペにより建設されたアート教会。設計者は、フィンランドの建築家マッティ・サナクセンアホ。 少し廻りの敷地よりも高くなったところに、舟底のような形の建物が現れます。 左のスロー […] 公開済み: 2016年7月26日更新: 2018年3月11日作成者: 冨田秀雄建築アトリエカテゴリー: 北欧建築, 建築・設計について