ストックホルム市庁舎 100個のヴォールト天井のある教会のような階段踊り場
ストックホルム市庁舎の高い塔の下にある階段室もまた見どころが多い場所です。街に対して長く大きくあけられた開口部とそこにはめ込まれた鉄格子の繊細なデザイン。見上げていきますと仕掛け時計があり、そのうえの天井には100のヴォールト天井が見られます。
開口部の左にあるのが仕掛け時計
そして美しい天井
100というのは、議員の数の隠喩だそうです。
この階段室は、議場というより教会の一室の雰囲気
そして進みます。
この回廊は、大きな開口部から光がふんだんに注ぎ込まれる明るい部屋であり、
2本1組の柱が並んでいます。一つの柱は白い大理石の柱頭が付いた円柱、もう一つは面がとられた角柱。この違う柱が綺麗に並びます。いずれも花崗岩
列柱の後ろの壁にはプリンス・エーゲンによるフレスコ画。ストックホルム岸辺の風景です。
壁の照明も鏡を上手く使った美しいデザインでした。