林芙美子邸 門から玄関までのアプローチ
新宿区中井にある大正から昭和にかけて活躍した小説家林芙美子記念館に行ってきました。昭和14年に建てたこの家は、設計者山口文文象の元、林芙美子がいろいろ家を研究し、大工を連れて京都まで見学をし、建てた家で、とても住みやすく、機能的にもデザイン的にも学ぶところが多い家です。
まずは、門から玄関までのアプローチ。斜面の上に建つ家なので、門に入ると、右に折れ、石の階段を廻りこむように玄関に向かいます。右から左に折れると、丁度良い感じで建物の美しい妻面が見え、玄関が迎えてくれます。
やはり、この印象は強く残ります。
門を反対側から見たところ。低い屋根でスケールも小さくこじんまりしているところが良いです。
門を入って右に折れるとこんな石の階段となります。
階段を左に折れると、正面に家が見えます。
床の石畳みがそのまま玄関へと導きます。
落ち着いた趣の玄関。
ガラスの引き戸が迎えてくれます。