スロープのある建物 クレア鴻巣(鴻巣市文化センター)
鴻巣市の文化センタークレアこうのすを見てきました。
設計は小泉雅生/C+A。竣工は2000年。住宅地と公園に挟まれた敷地に対して土をもりあげ、ホールのボリュームからくる圧迫感を低減すると共に、外壁のコンクリートにスチールグレーチングルーバーを廻し、シルエットを創り出しています。道路からの動線は、なだらかなスロープ。
やはりスロープは、何となくワクワクさせる建築道具です。ゆっくりと建物に迫ることで、内部へとスムーズに導かれていきます。
道路側からの外観。飛び出しているのはレストラン
そしてその左にスロープがあります。
トンネルをくぐると中庭
中庭へは、公園側からの階段がつながります。
3階に上がる階段は、外観からその姿が見え、ひとつのアクセントに
メインエントランスを2階に持ち上げたため、1階は、ピロティーによる抜けがある空間になっていて、公園ともうまくつながります。
ピロティーと階段・スロープ
浮いているのはレストラン
レストランとエントランスをつなぐ部分には半外部空間も