間接光で光る床の間 中山邸
和室は最近の設計でも減っていますが、客間や泊まりの親族の為や、子供の遊び場など自由に使える空間としての価値はまだまだ健在です。中山邸では仏壇スペース、客間として使われたのでしょう。和室には床の間。その床の間には横から光が入り、とても明るい床の間になっていました。コンクリートの打ち放しを室内に表していますが、直接コンクリートというのは住む人にとっては優しくない。そこで、この床の間の壁には上から和紙が貼られています。
他のプライベートな部屋も箱自体はコンクリートなんですが、室内は何かしら仕上げがしてあります。
コーナー開口がある書斎