岐阜県現代陶芸美術館 山を削らず、地形に合わせて配置された美術館
陶芸の街多治見市にある美術館、セラミックパークMINO。イベントホールや国際会議場もある美術館です。設計は磯崎新氏。山と山の間に敷地形状をそのまま利用して建てられた建築で、その美術館に行くアプローチは、山にトンネルが彫られて、そのプロムナードを渡りながら、辿り着くというものでした。そのアプローチが広く、長いので、土木的なスケール感もあって建物全体がつかめなかったのですが、この模型を見て納得。本当に山を壊さないで、見事に地形にはめ込んだ建築であることが解ります。
駐車場からエントランスの曲面廻廊を通り、プロムナードへ。
これが長い一直線の通路
そして、視界がバッと開けて、谷と建築が見えます。
建物の外壁ルーバーも勿論陶器のルーバー
そして、水が上から流れていきます。
敷地落差を生かした大きな滝
中では世界の陶芸作家のコンクールが行われていました。