鎌倉で工事中の住宅の上棟式に行きました。基本設計を手掛けた住宅で、ご主人はｻｰﾌｨﾝが趣味。2人の可愛い子供さんを持つご家族で、鎌倉の豊かな緑を感じながら楽しく過ごせる住宅を目指しています。 工事が始まるときに土地の神さ […]

太くがっしりした柱により高く持ち上げられた床、そして檜皮葺きの厚い屋根。素材をそのまま利用したような階段。 どこをとって木の持つ力強さが伝わってきます。 これを見ますと、出雲大社も確かに昔は相当な高さであったことが創造で […]

出雲大社を出て、次なるパワーｽﾎﾟｯﾄである神魂神社に行きました。 本殿は、最古の大社造りとして国宝になっています。 まずは、やはり参道。短いですが坂を登り、階段を昇って辿り着きます。 樹に囲まれた坂道は、神聖な感じがし […]

しめ縄も半端なく大きいものです。 このしめ縄から先が神の領域で、ひとつの結界のしるしです。 どのようにして作るのか見てみたいです。重さも相当なもの。 入口の脇には菊竹清訓設計の建物がもう一つあります。 しっとりと全体がな […]

本殿へと向かいます。 ここから先は、傘もさしてはいけませんし、写真もだめ。神さまと向かい合う場です。 足元には赤い円が3個固まって印されています。これは、工事の際に出てきた柱跡。3つの巨大な柱を3本繋いで一つの柱とし、4 […]

建築にとって玄関に行き着くまでのｱﾌﾟﾛｰﾁは、最も大切な部位の一つですが、やはり日本人のＤＮＡにはこの参道があるのでしょう。 本殿に至るまでの道を通ることで、世俗と切り離され、神と向かい合う気持ちになっていきます。いく […]

内部は、外から見たイメージも大きく感じました。 天井も高く、サイドからの光も美しい。 ｽﾘｯﾄﾃﾞｨﾃｰﾙです。 天井が高く、広く感じます。

いよいよ出雲大社ですが、入口入って左にこの庁の舎があります。建物はｺﾝｸﾘｰﾄ造ですが、木造の出雲大社にすっきりと溶け込んだﾃﾞｻﾞｲﾝです。 大きな2本の梁がそのまま露出し、斜めのルーバーが、外観を特徴付けています。設 […]

今も昔も一等客室の待合は、やっぱり優雅でよいものです。鉄道で一等待合なんぞは今は見ませんが、当時は何と言っても鉄道が移動手段の筆頭であるわけで、それなりのしつらいがあるわけです。 正面の左側奥が、駅長室と同じになっている […]

ｼﾝﾒﾄﾘｰな外観です。正面が入口 中に入りますと、まずは駅員さんのいる切符売り場ｽﾍﾟｰｽが目に飛び込んできます。 大きな構内に張り出したこの売り場は、ﾃﾞｻﾞｲﾝ上最も力が入った部分 経年変化による木の色具合が最高に […]

今では使われなくなった旧国鉄の大社駅を見に行きました。 柱や梁は外部に出て、その間を漆喰の壁が埋まるという真壁構造。今まで建築基準法で、外部防火構造の地域ではなかなか出来ませんでしたがここにきて、できるようになりました。 […]

和風建築の仕上げは、質素で落着いた自然素材ですが、唯一襖は、色が付き華やかさを演出し、空間にめりはりをつけられる装置です。 和風建築は、もともと縦の空間の拡がりでは無く、水平に次から次へと場が移動し、庭と一体となって外部 […]