空を拓く 建築家郭茂林のドキュメント映画を見ました

台北生まれの建築家 郭茂林のドキュメント映画 空を拓く を見ました。 戦前日本統治の台湾で、日本教育を受け、努力に努力を重ね東京帝国大学に就職し、戦後は日本国籍を選んで、日本の建築界に影響を与えた人です。特に日本で最初の […]

ファサードに人のお化粧 ワタリウム

久しぶりにワタリウムの前を通りかかったら、ファサードに人又人の笑顔が印刷されておりました。びっくり。平坦ならいまではシートでできるのですが、表面はガタガタしてますし、良く見ますと石のラインに目地が見えます。ペインティン […]

旧乃木邸と馬小屋

木造の乃木邸に対してレンガ造の馬小屋です。 ここにも書いてあるのですが、乃木将軍は、こよなく馬を愛されたようです。 やっぱり自然素材は良いですね。年と共に味が出ます。 庇屋根を支える腕木が美しい。シンプルな中に力強さを […]

有形文化財 旧乃木邸

桜がいつもより早く咲いています。つい最近まで寒かったのに、急に暖かくなったりまた寒さが戻ったりと、体調には皆様充分気をつけて下さい。 さて、乃木坂に用があったので、そのあたりを歩いていますと、この乃木邸に美しく桜が咲いて […]

旧猪股邸 平面図

旧猪股邸に関するレポートは今日で終わりです。今度は、もっと時間をかけてゆっくり見てきたいと思います。気候も良くなってきましたし、花も綺麗に咲いているでしょう。 平面図は、こんな感じです。母屋と茶室を繋ぐ廊下のところが面 […]

旧猪股邸ー江戸傘のあるお庭

今日の猪股邸レポートはお庭に関してです。 大きな木を守る江戸傘という縄のかさですが、雪の多い金澤兼六園のものとは違い間隔は広くとられています。 屋根は低く抑えられ、水平を強調するライン 奥様がクリスチャンであったことか […]

旧猪股邸ー遠近感を出す光悦寺垣

母屋と茶室を仕切るのは、光悦寺垣と呼ばれる、京都の光悦寺にある竹垣の手法です。遠近感を出すために、手前から奥にかけて次第に低くなり、最後は龍の身体のようにうねって地面と一体化しています。 こちらは、面白い形の垣根で、お茶 […]

旧猪股邸ー裏の台所の窓にもお洒落なガラス

今のようにキッチンがリビングの方に大きく出てきたのは最近で、これまでは台所は裏方でした。従って住人以外が入ることは無く、採光・換気の窓を設けてもせいぜいスリガラスを入れる程度と考えるのが普通ですが、さすがは吉田五十八 […]

旧猪股邸ーステンレスの洗面台

ステンレスの流しが折り込まれた洗面化粧台です。 溶接技術で、継ぎ目なしの美しいステンレスです。手入れしたら今でも新品のように使えます。ステンレスはやっぱり長持ちしますね。これからは、ますます良い物を長く大切に使う時代です […]

旧猪股邸ーホーローの浴室

旧猪股邸のお風呂のバスタブは、保温性の優れたホーローバスが使われていました。 ここも光溢れるお風呂で、窓を開けると開放感抜群 床はモザイクタイル 今のモザイクタイルは、30cm各ぐらいのシートにあらかじめ貼られたタイル […]

旧猪股邸-茶室ケイショウ庵

奥にある茶室です。4畳半 これは、次の間から見たもの 入口の鴨居は引くく、重心がぐっと下がります。 床柱は、あすなろの木です。普通は木のふしのあるものは床柱には用いませんが、ここではあえて使用しています。自由な発想。 天 […]

旧猪股邸-廊下の途中にある光溢れる気持ち良いトイレ

トイレには神が宿ると言われますが、ここはいつも綺麗にしておくことは勿論、気持ちの良いスペースにしたいといつも思っています。家でも外でも気持ちがフット抜ける場所ですから、光が入って空気が抜ける空間が良いし、置いてある洗面 […]