鉄の芸術家BOCO小林秀幹のシャンデリア

群馬の水上で工事していた別荘がようやく完成しました。昨年の4月に着工。しかしながら積雪が毎年3mを軽く超える冬の間は職人さんが現場までたどり着かないので、現場は休まざるをえません。そして雪解けと同時に工事再開し、ここにき […]

色鮮やかKUSMI TEA

私は、燃える赤が好きなんですが、このKUSMI TEAのパッケージの色も好きです。日本の色と言えば、湿った空気が醸し出す墨の色、やや沈んだ落ち着いた色となるわけで、これはこれで、地域性を考えますとその地域に合致した色彩と […]

スケッチ、そしてスケッチまたスケッチ

今計画中の建物。 円形の建物なんですが、なかなか線が決まりません。 一つの線をきめるには、ひたすら考えるしかないのです。 平面を考えながら断面を考えて、そしてパースにしてみてきれいかどうか 確認して、また平面に戻る。 […]

中庭に植えたサルスベリ(百日紅)の赤い花

家の庭には、季節が感じられる植木が良いですね。 我が家の中にはには家ができてから12年ほどの間、シャラの木が植わってました。夏に咲く白い花は可憐で、1日でストンと落ちる様は、いさぎよしと言われました。でもこのところの猛暑 […]

20世紀の彫刻家 ジャコメッティ―展

長細い顔、胴体。そしてそれを支える大きな足。 針金に肉を足していくやり方で、人間美を追求した作家。 じっくりとその芸術家の痕跡をたどることができる展覧会でした。 どうしても人を彫刻にすると小さくなってしまう時代。そして1 […]

暑い8月を熱くする、力みなぎる建築  日本の家展

いつ完成するのか解らない建築。と言えば、一番最初に思いつくのはバルセロナのガウディ―の教会ですが、それは、技術とコンピューター解析のお蔭で、どうやら先が見えてきました。一方この岡さんの自邸は、まだまだいつできるか想像で […]

次々と部屋がつながり、楽しい展開がある立体住宅

狭い敷地の日本の都市住宅では上に積み重ねる家を考えないといけません。ただフラットな床を2枚、3枚と重ねても、普通の住宅ですがそこは建築家が考えるといろいろなアイデアが、生まれてくるわけです。迷路のような家。鉄板で作られた […]

中野本町の家 伊東豊雄の中庭を囲む静かな家

私がまだ大学に入りたてで、建築の何かも解らなかった時に本で見て印象に残った建築の一つがこの伊東豊雄さんが設計した中野本町の家でした。伊藤さんのお姉さん家族の家。 土に接っする中庭を前方後円墳のような形を持つ白い空間が囲み […]

清家清 齋藤助教授の家 縁側が生む開放的な空間 日本の家展

近代美術館で開催中の日本の家展の中に、実寸大の斎藤助教授の家が展示されていました。設計は日本を代表する建築家の一人である清家清。実にシンプルかつモダンな平屋。開放できる大きなサッシ。庭まで続く低い天井と庇、そして連続する […]

日本の家展 近代美術館で開催中

竹橋の近代美術館で開催中の日本の家展を見てきました。 日本の住宅の多様な変遷が解り、また日本の住宅は皆個性が出ていて面白いなと改めて感じる展覧会でした。小さい敷地に豊かな空間。建築家それぞれの想いが込められた家。ちょっと […]

お濠に映えるパレスサイドビル

ビルが高く、高く、しかも面白くも何ともない機能主義のま四角ガラスビルが良い建物を壊して増殖する、外堀の風景の中で、いまでもその存在感を強烈に訴えるビルがこのパレスサイドビル。新聞社の本社や印刷工場、賃貸オフィ […]