大地の芸術祭(3)
細い急斜面の坂を登っていくと、少し開けた平地があり、そこに展開されるアートです。作者はアンティエ・グメルス。沢山の目と、木に嵌め込まれた鏡、天上に張り巡らせた金銀の紙チップ。風と太陽できらめき、不思議な世界へと導かれます […]
大地の芸術祭(2)
瀧澤潔作のインスタレーションです。工場の跡を利用し、1階は、ハンガーとTシャツランプシェード、2階はテグスを用いた表現でした。Tシャツランプシェードの脇を歩いて奥まで行くと、大量のハンガーでできた滝が現れます。 遠くでは […]
大地の芸術祭(1)
新潟県津南町、十日町で開催中の大地の芸術祭に行ってきました。3年に1度の芸術のお祭りで、東京23区ぐらいの広さがある越後妻有地域いっぱいを使い、多くのアーティストが民家や学校、自然をキャンパスにして作品を展示しています。 […]
坂倉準三展
建築家坂倉準三の没40年の回顧展が、鎌倉の神奈川県立近代美術館で行われました。コルビジェの弟子から始まり1937年パリの万国博覧会日本館から新宿渋谷の都市計画に至るまで多くの建築を手掛けた建築家です。 神奈川県立美術館は […]
スターバックス鎌倉
鎌倉の坂倉準三展に行った帰りに立寄ったスターバックスです。 シンプルな片流れの屋根と庭に開かれた大開口。天井は、木で、そのまま外部へと繋がり、プールのある庭へと視線が注がれます。 内部、外部が一体となった気持ちのよい空間 […]
日下部家住宅
飛騨高山にある国の重要文化財日下部家住宅です。明治の大火で類焼した邸宅を時の名工川尻治助が棟梁として造りあげたもので、江戸時代の高山町家造りの建築様式をそのまま用いました。梁は赤松、柱その他は檜です。狭い入口から入るとこ […]
飛騨高山
平湯へのキャンプの途中飛騨高山に寄ってきました。 炎天下でしたがものすごい観光客で賑わっていました。古い町並みは美しくそこで生活が営まれているのが魅力的ですが、それぞれの家の表に美しい植栽がなされていて、その緑が外壁のダ […]
キースへリング美術館(2)
キースへリング美術館は、通路(街路)の建築です。狭い通路を歩いていって暗い展示室に行ったり、そこから抜けて天井の高い大空間の展示スペースに出たり、外部展示室が顔を見せたりして歩いているだけでも楽しい建築です。 通路という […]
キースへリング美術館
小淵沢にあります中村キースへリング美術館です。設計は北川原温氏。アメリカの現代アーチストキースへリングの作品を集めた美術館です。 自然の樹木の中に溶け込むように造られた平屋の建物 外観は何だか不思議な形ですが、その形態は […]
藤村記念館(2)
一枚の引き戸の奥は長い廊下状の展示スペースになっていて、右手は中庭に面し、左は壁で正面に藤村の坐像がほのかな光の中に佇んでいます。天井の垂木と棟木がパースペクティブに坐像に向き、奥行を演出。さらに手前は開口部の高さが高く […]
藤村記念館(1)
岐阜県馬籠にある島崎藤村の記念館です。設計者は谷口吉郎。施工は村人でした。黒い塀が少し街道から引っ込んで伸びており、そこに門型の開口があります。奥に白壁の塀がもう一つ控えていて藤村の「血につながるふるさと。心につながるふ […]
東京女子大学正門
東京女子大学にある建築郡に関するブログは、一応今日で最終です。 アントニン・レーモンドが18年をかけて設計し続けてきた建築郡をこれほどまでに美しい状態で残してあるところは、ほとんどありません。それだけに貴重な歴史建造物郡 […]