駒井家住宅(2)スパニッシュ様式のアーチ型3連窓が心地よいサンルーム
駒井家住宅1階の居間に続くサンルーム。緑が美しい。 居間に置かれたピアノは、ドイツのリトミュラー製で、結婚時に駒井卓博士が、奥様の静江夫人に送ったものだそうです。 3つのアーチ窓に囲まれた部屋です。 奥行き1800、幅 […]
駒井家住宅(1) ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の住宅 日本ナショナルトラスト
京都の左京区北白川に残る、京都大学教授駒井卓博士の住宅を訪問しました。 1927年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の住宅で、今から90年近く前に建てられたものです。 保存状態は良く、今では日本ナショナルトラストの管理 […]
みちのく銀行むつ支店 久しぶりに行ってきました
青森県下北半島のむつ市にあるみちのく銀行むつ支店。3年ほど前に竣工してから、久しぶりに訪問しました。 むつ市へは、東京から新幹線で七戸十和田まで行き、そこからレンタカーで向かいます。家を出てから、むつ市に着くまでおよそ、 […]
丹下健三設計の旧電通本社ビル 重厚感のあるデザインは、ディテールに宿る
最近の建築の多くは、表層建築で軽快かつペラペラ感をどうしても感じてしまいます。 ガラスカーテンウォールのディテール、表層の表現は、もう行きつくところまで行っている感じ。 新しくできたビルを見ても、確かにディテールは美しい […]
旧電通本社ビル。解体される丹下健三設計のメタボリズムを表現したビル
旧電通本社ビル。 1964年、建築家丹下健三が提案した、「築地再開発計画」 その中で、旧電通本社ビルは、計画の中心となった建物です。 発展し続ける東京にあって、都市計画家でもあった丹下健三が提案した東京計画1960。 そ […]
兜町K5 築97年の旧第一国立銀行を利用したホテルと飲食の複合ビル
食料はじめ限られた資源を無駄にしない。これからの時代は、こういう時代。 という事は、もう何度も言われていますが、いざ建物になりますと、経済優先はまだまだ変わりません。 この領域だけは、時代遅れなんです。 とは言え、こうい […]
新風館 エースホテルのルーフトップバー
京都烏丸御池にできたエースホテル その屋上にあるルーフトップバーを覗いてみました。 この季節、やはり外部空間が気持ち良い。 ほとんどが内部のホテルレストラン・バーですが、外部に開かれたスペースはやはり貴重です。 このルー […]
京都新風館に入るコミュニティー型ホテルエースホテル
米国ポートランド発祥のブランド「エースホテル」 各国にできているエースのデザインコードは、その土地の都市文化とストリート文化を融合させたホテルづくり 京都のもつ伝統工芸や手仕事は客室に反映されています。 こちらは、ホテル […]
再開発、さらに再開発してできた京都新風館 緩衝帯の気持ち良い中庭と街をつなげる回遊性のあるパッサージュ
2本の京都地下鉄が交差する烏丸御池 そこの角に再度、再開発された新風館を見てきました。 旧京都中央電話局は、アーチの窓とタイル、そしてドイツ表現主義の影響を受けた外観が特徴ですが、 そこに新しいホテル「エースホテル」が開 […]
銀閣慈照寺 池の水の波紋が壁に写り、ゆらめく世界を演出する。大きな縁側空間は、自然と繋がる半外部空間
前回、この銀閣を訪問した際は、銀閣寺が改修中で、外観は見れませんでした。 今回、その改修も終わり、美しい姿をじっくりと見ることができました。 銀閣は、2層の建築 1階は書院風、2階は、唐様仏殿の様式。2階に放たれた3つの […]
銀閣慈照寺 朝清らかな訪問
京都のお寺の訪問は、朝が一番。 人が少なく、掃き清められた砂や石畳みに朝の光が落ちてきて、空気が澄み、心も清らかに引き締まります。 何度か訪問している銀閣も朝一番は今回が初めて。 哲学の道から緩い斜面を登った先に総門が見 […]
2021 さくらたより 京都(10) 哲学の道
京都の桜並木は、本当に沢山あります。 その中の一つ、哲学の道 銀閣寺から南禅寺への川沿いの桜並木は、ゆっくりと歩きながら散策できるのでうれしい。 川に散った桜が固まって流れる「さくらいかだ」も見れます。