京都川崎家住宅 茶室 紫織庵
この川崎家の住宅には、茶室があり、その名を紫織庵と言います。 明治大正の数寄屋名工 上坂浅次郎が手掛けたもの。 お茶をたてる主人の点前座に北山杉の自然の形態を生かした中柱が立ち、柔らかく領域を分けています。 写真では暗く […]
京都 じゅばんと町屋の美術館 紫織庵を訪ねる
中央区新町とおりにある襦袢と町屋の美術館を訪れました。 通りに面した門からは、町屋独特の細長いエントランスアプローチが覗けます。 この長いアプローチが好きです。突き当りの最初が客人用の玄関。その奥に回り込んで家人用玄 […]
京都烏丸3条 韓国家庭料理 素夢子古茶屋 存在感あるファサード
京都中央区烏丸3条御池近くにある韓国家庭料理店の素夢子古茶屋(ソムシコチャヤ)に行きました。 一見して日本旅館かと思う外観。この建物は、老舗帯問屋誉田屋源兵衛の建物で、1階を韓国料理・カフェに改装したものです。 玄関はさ […]
京都 まるさんかくしかく 手の痕跡が残るスチール手すり
1階のエントランス土間からレストラン「只」を見通すガラス壁はこんな感じ 骨董品を上手く陳列し、古い建物の内装にピッタリ合っています。 古い中にも新しい素材を散りばめることで、お互いが引き立つ。オールド&ニューという昔から […]
京都 富小路通り まるさんかくしかく の心地よい中庭
京都富小路通りに面する、間口が広い町屋をうまくデザインしたまるさんかくしかくを訪れました。 間口の長さで税が決まっていた京都の中で道に面してこれだけ長い間口を持つ町屋はそうはありません。 その100年を超える町屋の中に雑 […]
京都 一乗寺詩仙堂 至楽巣の庭
詩仙堂の至楽巣という読書室からの景色が好きです。 この読書室の上に月に向かって朗吟した楼が付いています。 こちらは、玄関を振り返ったところ。低めの門を入って進みます。 幾重にも玄関までの装置があって楽しい。
京都 一乗寺詩仙堂を訪ねる
詩仙堂は何度か訪問したことがありますが、いつ行ってもその庭の景色には日常の忙しさを忘れさせてくれる静寂が漂っています。 小さな門をくぐると、そこは別世界に導くアプローチ。この両側から適度に緑が迫るエントランスは素敵です […]
京都一乗寺の名店 恵文社一乗寺店 最高の本屋
京都一乗寺にある本と雑貨、ギャラリー併設のお店恵文堂に行きました。何がすごいか。それは、本棚の本の配列。例えば、建築の本でもエコとか自然素材を用いた山小屋的な家の本を探しているとします。そうすると、その棚には建築の本だけ […]
京都 東寺 国宝金堂 裳階がつく重厚な屋根
東寺の伽藍(南大門、金堂、講堂、食堂、五重塔などの建物配置)が平安京創建時のそのままが残るもので、当時を偲ぶ唯一のものだそうです。 その中でこの金堂は、裳階と呼ばれる屋根が付き、外観は重厚感が表現されています。それにして […]
京都 東寺 国宝五重塔 日本で最も高い塔
新幹線から京都駅を通る時に良く見える五重塔がこの東寺の五重塔です。なかなか行けなかったのですが、今回初めて足を踏み入れました。 東寺の象徴的なこの塔は、4回の焼失し、今あるのは徳川家光の寄進によるものだそうで、高さは55 […]
京都の町並みに配慮したマンション
京都は日本の宝だと思います。昔からの町並みがあちらこちらに残り、歩いていても楽しい。町並み、景観に関して厳しいからこそここまで残ってきたと思います。それでも沢山マンションが建ち、多くの建物が建替えられる危機があり、また町 […]
ウエスティン都ホテル 佳水園 人に優しい曲面手すりの階段
村野さんの階段はいつも感心させられますが、こちらの階段も美しく優しいものでした。手すりは人と建物がふれる部分なので、その手触りが建物の質を表していると言っても過言ではありません。木の手すりはあくまでも握りやすく、そして滑 […]