スティーブン・ホール フィンランドヘルシンキ現代美術館 キアズマ 斜路の建築
アメリカの建築家スティーブン・ホールが設計したヘルシンキ現代美術館キアズマ。それは、斜路の建築でした。美術品を鑑賞しながら建物をめぐるわけですが、作品と作品の間の空間である通路や、ふと外部がみられる場所の設定、そして何 […]
フィンランドの建築家ユハ・レイヴィスカ ミュールマキ教会(3) 透明な折り重なる神の光を感じる教会
ユハ・レイヴィスカの設計したミュールマキ教会は、北欧の透明な光を見事に建築に採り入れた秀作でした。重なり合う壁によって光が見えます。薄い壁のエッジが、鋭く光を捉え、奥行のある祭壇を作り上げています。ここでは、天井から下 […]
フィンランドの建築家 ユハ・レイヴィスカ設計のミュールマキ教会(2)静かな光で満たされた教会
ユハ・レイヴィスカの設計したこのミュールマキ教会に入っていきます。 エントランスは、天井の高さが抑えられ、外の緑を一杯に取り込む大きな開口部が設けられた空間でした。 寒い国なので、どこの建物でもそうですが、大きなコート […]
光と音の建築家 ユハ・レイヴィスカ設計のミュールマキ教会の縦ラインを強調した軽快感のある外観
ヘルシンキから列車に乗って20分。駅の真ん前にベージュ色のタイルが貼られた教会が見えます。今フィンランドで最も有名な建築家の一人でもあるユハ・レイヴィスカが設計したミュールマキ教会がこの建物。 プラットフォーム […]
フィンランドマリメッコ本社 社員食堂もマリメッコデザイン
1951年フィンランドで誕生したテキスタイル・服飾の国民的ブランドマリメッコ。そのフィンランドヘルシンキの本社を訪ねました。ヘルシンキの中央駅から地下鉄に乗り、最寄り駅で下車。そこから徒歩で15分足らず。モダンなアル […]
フィンランドヘルシンキの顔 ヘルシンキ大聖堂と元老院広場
ヘルシンキの観光名所といえば、第一にあげられるのが、このヘルシンキ大聖堂とその聖堂の前の元老院広場です。これだけの大きな広場とそれを見下ろせる階段、そしてその先に鎮座する大聖堂は、やはり大勢の人達が集まりやすい構図です。 […]
ジーグルド・レヴェレンツ 聖トーマス教会 大きな目地と煉瓦タイルが同じ面になった美しい壁
さて、長々と綴ってきました北欧の建築視察レポートも今日で一旦終了します。旅の最後に見たのがこのジーグルド・レヴェレンツ設計の聖トーマス教会だったのですが、素材と形態の扱いや、動線にたいする配置など、非常に参考にな […]
シーグルド・レヴェレンツ 聖トーマス教会 大きな窓、綺麗な樋、美しい煉瓦壁の織り成す魅力的な外観
聖トーマス教会の大きな開口部のある外観部分 綺麗な開口部、目地が大きな煉瓦タイルの壁、煙突ボリューム、そして屋根から跳ね出した樋。この面の構成は実に美しい。設計したシーグルド・レヴェレンツの並々ならぬ才能を感じます […]
シーグルド・レヴェレンツ ストックホルム郊外の聖マークス教会 力強い煉瓦の建築
シーグルド・レヴェレンツは、スウェーデンの建築家で、グンナール・アスプルンドと共に、森の墓地のコンペに勝利。共同設計となるが、森の墓地の中の復活の礼拝堂以降途中で分かれ、アスプルンド亡き後森の墓地を完成 […]
ストックホルム ヴァーサ号博物館 処女航海で沈没した巨大戦艦の物語
この戦艦は、17世紀のヴァーサ王朝時代、時の王様グスタフ・アドルフ2世が作らせました。当時のスウェーデンは、最強の国。ドイツ30年戦争に参加するため、世界最強の軍艦ということで作られたそうです。しかしながら、処女航海 […]
ストックホルムの観光名所 ヴァーサ号博物館 船のような外観
ストックホルムの観光名所にもなった博物館が、このヴァーサ号博物館です。17世紀の木造の戦艦をそのまま保存しているもの。と言いましても、一度海に沈み、300年の時を経て引き上げられ、そのままの形を保存、展示している世界で […]
グンナール・アスプルンド スカンディア・シネマ 宇宙の中で映画を見る
非日常空間である映画館をどのようなインテリアでまとめるか?グンナール・アスプルンドは劇場の中を宇宙いや外にいて、星を眺めるような場所としてデザインしました。 映画が始まる前の数分間。客は席に座り、劇場内を見渡します […]