旧猪股邸ーステンレスの洗面台

ステンレスの流しが折り込まれた洗面化粧台です。 溶接技術で、継ぎ目なしの美しいステンレスです。手入れしたら今でも新品のように使えます。ステンレスはやっぱり長持ちしますね。これからは、ますます良い物を長く大切に使う時代です […]

旧猪股邸ーホーローの浴室

旧猪股邸のお風呂のバスタブは、保温性の優れたホーローバスが使われていました。 ここも光溢れるお風呂で、窓を開けると開放感抜群 床はモザイクタイル 今のモザイクタイルは、30cm各ぐらいのシートにあらかじめ貼られたタイル […]

旧猪股邸-茶室ケイショウ庵

奥にある茶室です。4畳半 これは、次の間から見たもの 入口の鴨居は引くく、重心がぐっと下がります。 床柱は、あすなろの木です。普通は木のふしのあるものは床柱には用いませんが、ここではあえて使用しています。自由な発想。 天 […]

旧猪股邸-廊下の途中にある光溢れる気持ち良いトイレ

トイレには神が宿ると言われますが、ここはいつも綺麗にしておくことは勿論、気持ちの良いスペースにしたいといつも思っています。家でも外でも気持ちがフット抜ける場所ですから、光が入って空気が抜ける空間が良いし、置いてある洗面 […]

旧猪股邸-茶室につながる裏の道

居間からは、母屋とは離れて作られていると感じさせる茶室ですが、裏ではしっかりと廊下で繫がれていて、利便性を持っています。お客様は、居間から庭を通って茶室に入りますが、主人は、この裏道を通ります。 玄関ホールの奥に一段下が […]

旧猪股邸-1畳台目の茶室

書斎と同じく増築された和室で大きさは1畳台目という最小限の茶室 中はとても暗いのですが、目が慣れてくると壁からの採光がとても美しく見えてきます。左奥がにじり口 天井には照明器具をつけました。 壁は、化粧わらが入った塗り壁 […]

旧猪股邸ーコーナーサッシのある庭に開かれた書斎

吉田五十八が無くなってから増築された主人の書斎。 母屋から壁を出し、そこにコーナーサッシを付け、庭全体を180度眺められるように設計されています。 掘り炬燵がこの開口部近くに設けられ、いつでも庭の木々を眺められるようにな […]

障子の持つ魅力

和室から庭を見る。 勿論座っての目線で見た図です。 雪見障子を上げると、丁度木々が見え、奥の家は見えず、庭がずっと広がって見えるような高さに設計してあります。 座る位置と目線の高さによって全ての寸法が異なってきます。 こ […]

和室の良さを今に伝えられないか模索中

まずはご夫人の部屋 左の壁は取っ手の無い収納。中には金庫がありました。 家具は、全て造り付の家具。庭をみて寛がれたようです。 夫人室隣のクローゼット。箪笥も全て測って壁の中に納めてあります。 正面の開口からは、大きな樹 […]

中庭も備えたダイニング

ダイニングから広いリビングを見たところ。 大空間では自然と屋根は大きくなり高くなります。猪股邸では出来る限り高さを抑える意味も含めて中庭を設けることで屋根の架け方を工夫しています。更に中庭は、建物中央まで光を採り入れ […]

猪股邸ー庭と一体になる大きなリビングルーム

今日で震災2年です。復興はまだまだこれからですが、寒い中希望を持って我慢強く働いておられる方々には頭が下がります。私も心を大地に据えて、しっかりとやるべき事を着実に進めていきたいと思います。 さて、猪股邸の続きです。 こ […]

猪股邸ー一つの部屋になる玄関とホール

玄関の扉は2枚で、外は板戸で防犯用。その内側に障子が入っています。 障子を閉めると玄関というよりは、一つの部屋。 夜に障子を閉めておくと、出入りするだけの機能では無く、落着いたひと続きの部屋の一部として意識されてきます。 […]