和室の良さを今に伝えられないか模索中

まずはご夫人の部屋 左の壁は取っ手の無い収納。中には金庫がありました。 家具は、全て造り付の家具。庭をみて寛がれたようです。 夫人室隣のクローゼット。箪笥も全て測って壁の中に納めてあります。 正面の開口からは、大きな樹が見えるこの家で一番印象に残る窓。 やはり着替えるという行為は、外の景色や天気を見ながら気分新たにやるものであると思いました。 夫人室、クローゼットとつながった和室前室 この当時でも段差の無いバリアフリー設計 和室です。うーん落着くな。座るので重心が低くなるのが良いです。このままのスタイルでは、なかなか現代の生活に生かせきれないのですが、何とかこの要素を上手く引き継いでいきたいと思います。 庭側には雪見障子が入りその外側に縁 この中間領域が日本的ですよね。 室内から徐々に室外へと繫がる。 この縁という要素も新しい住宅には組み入れたいと思います。