トイレの話
トイレは人が住む上で欠かせない場所です。食事を美味しく頂き、不必要なものを出し、身体を軽く綺麗にする場でもあります。トイレが綺麗なお家は、とても清潔感があり、家全体が輝いています。商業でも唯一トイレは利益を生まないスペー […]
電車の移動もまた楽しい。JR特急みどり
出張で、長崎の平戸に行ってきました。バタバタの工程で行って打合せしてすぐ帰る工程でした。でも今回は飛行機で羽田から福岡まで1時間半で行き、地下鉄で博多に35分で出てそこから電車で2時間佐世保に着き、そこから車で1時間ちょ […]
建物の外部足場がとれる喜び
大きい建築であれ小さい建築であれ、工事で使われていた外部足場が外され、その建物の全体像が見える瞬間は、設計者としては大変な喜びと同時に緊張感が走る瞬間でもあります。沢山の図面を書き、検討を重ね、色も迷いながら決め、自分の […]
駒場東大教養学部1号館 内田祥三ネオゴシック建築
駒場東大の1号館です。本郷の安田講堂を小さくしたような感じ。外壁にはスクラッチタイルが貼られ、装飾もなされた内田ワールド 鉄筋コンクリートの初期の建物なんですが、しっかり打たれているのか今でも迫力ある外観を見せてくれます […]
旧前田家本邸 アーチのあるテラスの石モザイクの床
外の石と煉瓦タイルとの取り合い部分も難しい納まりです。よく見ますと、動物の彫刻が置かれています。守り神ですかね。 アーチを持つ1階のテラス。 石のアーチ部分の装飾も綺麗なんですが、床は石のモザイクでした。 しかも千鳥模様 […]
旧前田家本邸公園側外観 石と煉瓦の重厚なデザイン
公園側(広大な庭側)のファサード 石のアーチを持つ1階部分と煉瓦タイルの2階 バルコニーが前面に設けられ、2階、1階共に庭に対して出られるようになっています。 石もタイルも、良く見ますと細かいディテールがあちらこちらに […]
旧前田家本邸 壁の塗り仕上
本物のクロスが貼られていた部屋が多いなかで、階段室の壁は左官の手の痕跡が残る塗り壁でした。 照明で照らされ、その凹凸が陰影を付けて趣のある壁になっています。 こちらは、お手伝いさん用のバック動線の階段 でも良く見ますと、 […]
旧前田家本邸 出部屋を有効に配置した拡がりを感じるプラン
出窓や出部屋は、その部屋を少しでも大きく見せる為に使うアイテムの一つですが、前田家本邸でも使われています。と言いましても一つの部屋がとても大きいので、ここでとられる出部屋は、一つの部屋に少しアルコーブ的なスペースを確保し […]
旧前田家本邸 婦人室の大理石の姿見
婦人室にある暖炉の上にある鏡です。 大理石に職人の細かい彫刻が施された芸術品 とても気品があり嫌味のないデザイン こんな綺麗な額縁の鏡に負けない美しい方だったのでしょうね。 大きな部屋にドンと置かれた暖炉 ドーム型の窓 […]
旧前田家本邸 美しい照明器具
建築はいろいろな要素から成り立ちますが、空間を作りこみ最後の仕上げとして非常に重要なのが照明ではないでしょうか。今は、間接照明が多く使われ、照明器具をドーンと見せる空間作りは減っているように思いますし、実際自分が作る建築 […]
旧前田家本邸の広い階段ホール
玄関を入りそのまま進むと、迎えてくれるのがこの大きな階段ホール 建物全体からしてもかなりのボリュームをとり、建物の中心的存在です。 手の込んだ装飾で作りこまれた階段手すり。柱の装飾、階段上部から光を落とすステンドグラスの […]
旧前田家本邸(洋館)東洋一の邸宅
旧加賀百万石の前田家第16代当主前田利為侯爵の本邸として昭和4年に作られた建築です。その豪華さは当時東洋一と言われ、日本の技術者の粋を終結したものです。設計は高橋貞太郎。川名ホテル、日本橋高島屋や学士会館の設計、そして現 […]