高台寺 観月台 ちょっと立ち止まる場を作る

遠州の庭の額縁にもなる渡り廊下 真ん中に観月台と呼ばれる場があり、ここから月を眺められたそうです。 池を跨いでいて、舟の上から眺めるような気持ちにさせてくれるのでしょう。 流動的で動きの早い空間が多く、実生活の中でも何だか慌しい時間が多い今、少し足を止めて時間のゆっくり流れるのを楽しむ場も大切です。 京都に行くと、今でも充分参考になる多くのデザイン要素が宝石のようにあちらこちらに点在しています。見る目をもってじっくり鑑賞したいものです。