建て方 棟上-2
建て方は、まず前日までに土台の檜を基礎のコンクリートに据えておいて、柱を建て、梁を柱に取り付け床を設けます。さらに次の階の柱を付けて梁を設け、立ち上げていって屋根に移ります。こうして下から順番に上へと造りこんでいきます。木造在来工法ですとこのやり方。ツーバイフォーの枠組み工法ですと、いきなり壁を建てこんでいきます。
在来工法では、柱と梁と筋交いで耐力をとり、より強固な構造とするために壁に構造合板を取り付けていきます。
大河原木材さんで切り出した杉・檜を製材し、プレカットされここに運ばれ、組みあがっていきます。木の新しい人生がここからまた始まるのです。
朝の8時からスタートして終わったのは日没後の5時。
大きく複雑な家なので、鳶さん大工さん合わせて20人の大工事でした。
本当に皆が気合とプライドで組み上げていく姿を見て感動しました。
日本の職人さんの技術とハートは、まだまだ生きていますよ。