原木から柱や梁をきり出す

皮を剥いた原木を次に切断機にかけてスライスします。 ここで柱・梁、その他部材に切断していきます。 そして、ストックし乾燥させます。 大河原木材さんのストックヤード ここで、寝かせて乾燥させます。使う材の寸法よりも少し大き […]

木の皮をむく

切り出してしばらく乾燥させた木の皮を剥きます。今は機械のお仕事。 バリカンで頭を刈るようにバリバリいきます。 剥いた皮は、昔は暖炉などの材料に使われていましたが、今は再生利用で公園の道に圧縮してひかれたりしています。また […]

飯能の材木屋さん 大河原木材 

木造の建築を設計しているのに設計している建物で使われる木の生まれも知らないのでは、話しにならん。ということで、今設計中の住宅で使う木をクライアントと見てきました。場所は、、埼玉の飯能。ここは、江戸の時代から使われてきた関 […]

東北の旅-三千家

千利休から始まる千家の系譜 家督を継いだ小庵の子宋旦、その次の代に千家は、裏千家、表千家、武者小路千家に別れ今に伝わります。この世界も奥が深い。 麟閣は、勿論趣きがあり拡がりも感じる茶室ですが、この茶室に至る前に建てられ […]

東北の旅-福島県指定重要文化財 茶室麟閣

会津城の中に戻されて移築された茶室麟閣は、千利休の子小庵が建てた茶室。秀吉から切腹を命じられた千利休ですが、その子小庵をかくまったのが当時の会津藩主蒲生氏郷。 その茶室のある建物 平面図 茶室横の書院鎖の間の給仕口より、 […]

東北の旅-武者走り

大手門の渡り櫓などに簡単に昇り降りができるように設けられた階段状の石垣があり、武者走りと呼ばれています。 重い鎧を着て、急な階段を昇ったり降りたり。昔の人は体力があり、鍛えていたんです。 東山温泉から近いこの周辺には、悲 […]

東北の旅-会津若松城跡鶴ヶ城天守閣

会津若松城の跡に建てられた今資料館となっている天守閣です。 5層からなるお城。幕末は、官軍との激しい戦いの末会津藩は破れ、城もかなりの被害を受け、取り壊されました。多くの人が戦い、亡くなり歴史は動いたわけです。このお城は […]

東山温泉向瀧旅館10-桐天井の大宴会場

玄関部分の2階には、80畳を超える大宴会場があります。 一番の特徴は、格間天井にはめ込まれた1枚板の桐板です。木の柾目がとても綺麗で繊細。品格があります。 こちらが能舞台。床は、クッション性があり、音が響くようにできてい […]

東山温泉向瀧旅館9-狭さを感じないトイレ

トイレには、神様が宿ると言われていて、トイレはいつも綺麗にしておくのが良いのですが、広さに関してはなかなか大きなスペースが取れないのが現状です。 この向瀧のトイレなんですが、共用部の廊下に面するもので、大きさ的にはさほど […]

東山温泉向瀧旅館8-建築の魂は、細部に宿る

この建物の建具は素晴らしいのであります。 建築的には、外と内を結び、光、風、景色を取り入れる開口部は最も大切な部位であります。この建具の良し悪しが建築の品格を決めると考えています。今の住宅の薄っぺらさは、アルミサッシのテ […]

東山温泉向瀧旅館7-大工の腕が見える客室

泊まったお部屋からは、美しい中庭が前面に拡がり、開放感抜群でした。 畳のお部屋には勿論床の間もあります。 右側の扉が収納部分。上に空調の噴出し口がさりげなく設置されています。 よくよく見ると、とても凝ったつくり。床の間の […]

東山温泉向瀧旅館6-時の経つのを忘れ夜景を楽しむ

暗くなり光が灯ると、また違った趣が出てきます。 お月さんも顔を見せてくれました。 廊下の椅子に座ってぼんやり月を眺めていると、時間の経つのを忘れます。 現代は、余りにも時間が経つのが早く、皆時間に追われすぎな感じです。 […]