旧猪股邸ー江戸傘のあるお庭
今日の猪股邸レポートはお庭に関してです。
大きな木を守る江戸傘という縄のかさですが、雪の多い金澤兼六園のものとは違い間隔は広くとられています。
屋根は低く抑えられ、水平を強調するライン
奥様がクリスチャンであったことから灯篭にはマリア様が掘られています。
瓦を並べた遊歩道
母屋から茶室に向かう途中のお休み処
夜になると吊り行灯の光がほのかにお庭を照らします。
今も残る広大な敷地には、四季を通してお花が楽しめるように季節ごとの樹木が植えられています。晩年は、庭を眺めながらゆっくりとした時間を過ごされたそうです。