模型スタディー3 構造も検討

木造住宅で、準耐火建築を要求されない2階建ての住宅を設計する際、構造の梁を見せて、余計な天井を張らないデザインを時々やります。せっかく木の建築をつくるわけですから、その構造部分をそのまま見せて意匠とし、また無駄な空間を作らないという方向からこうするわけです。 ただ、構造材をそのまま表すので、逃げのデザインはできません。構造部分も美しく納まっていないとダメなわけで、複雑な構造の場合は、その木造加工のチェックのために模型を作ることもあります。 このようにして、何度も検討を重ねながら、ひとつのデザインが練りあがっていきます。