いわき市願成寺の国宝白水阿弥陀堂

いわき市白水町にある国宝白水阿弥陀堂を見学しました。平安時代に造られたもので、堂内には阿弥陀如来を中心に5体の仏像が納められています。極楽浄土を表す庭園は、昭和40年代に復元されたものですが、俗界と極楽浄土をつなぐ2つの橋、山を背負った阿弥陀堂、蓮の浮かぶ池に移る山と木々の緑という具合に、これぞ極楽浄土かと思う素晴らしい景観でした。 橋は、俗界と極楽浄土をつなぐもの。 大きくはね出した軒。それを支える組物。勾配のきつい杮葺きの屋根。 絶妙なバランスを保ち、安定感のあるどっしりとした外観です。